元尼崎市長の稲村和美さんは
初当選したときは38歳で
女性市長では全国最年少での当選でした。
学生時代のボランティア経験を政治に活かしている
稲村和美さんのwikiプロフィールと
市長当選前と後にわけた経歴をご紹介します!
稲村和美のwikiプロフィール
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- 名前 稲村和美(いなむら かずみ)
- 生年月日 1972年11月10日
- 年齢 52歳(2025年2月現在)
- 出身地 奈良県奈良市
- 最終学歴 神戸大学大学院法学研究科修士課程
- 所属政党 無所属
- 所得収支 法学修士
稲村和美の経歴①:ボランティアから県会議員?就職は?
大学時代にボランティア
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稲村和美さんは
大学在学中にボランティア
をしていました。
稲村和美さんが
大学3年生の1995年1月17日に阪神淡路大震災
が起こったのです。
地震当時自宅の奈良で論文を書いていた稲村和美さんは
テレビで震災を知り、震災から1週間で現地入りしました。
1度目のボランティアでは芦屋市役所で館内放送を
したそうです。
長期ボランティアが足らないと言う事を知った稲村和美さんは
いったん帰宅してから再びボランティアに向かいました。
神戸東灘区の御影北小学校でボランティア活動を再開した
稲村和美さんはリーダーとしてボランティアの振り分けを
していました。
そこで稲村和美さんの親と同じくらいの年齢の人達に
ありがとう
申し訳ないね
と声を掛けられることに引け目を感じたと明かしています。
そして、震災を人ごとではなく自分の事として考えるようにしたとのことです。
また、避難所でのことをこう語っています。
運営は、被災者、学校、ボランティアの代表者らが毎日話し合って決めた。そこで学んだのは「ルールとは必要に応じて自分たちでつくったり、変えたりするもの」「自分たちで決めたルールは破られない」ということだった。小さな「自治」が確かに存在した。
引用元:神戸新聞NEXT
震災から4カ月後稲村和美さんは
「神戸大学総合ボランティアセンター」を設立
初代代表につきました。
大学院時代「市民自治クラブ」でスタッフ
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稲村和美さんは大学院在学中に
尼崎市議会の会派「市民自治クラブ」でスタッフ
としてアルバイトをしていたと言われています。
それは震災でのボランティア中に
被災者の住宅再建の問題への疑問から
尼崎市議らが集まる勉強会に参加したことが理由のようです。
証券会社に入社
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稲村和美さんは大学院修了後
神栄石野証券(現SMBC日興証券株式会社)に入社
しました。
稲村和美さんは営業を2年半経験してから、
会社合併後の東京本社人事部に異動します。
人事改革プロジェクトとして
新入社員研修、管理職の年俸制・多面評価制度導入などを
担当しました。
2002年SMBCフレンド証券株式会社(現SMBC日興証券株式会社)退社
しています。
証券会社退社後県議会議員に
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稲村和美さんは2002年証券会社を退社後
白井文さんの選挙事務所でスタッフ
となり、尼崎市長選挙での白井文さん当選に貢献しました。
稲村和美さんは
2003年兵庫県議会議員(尼崎市選挙区)
に当選します。
議員在職中は情報公開を推進して
政務調査費の領収書を自主的に公開したそうです。
1期目に就任中稲村和美さんは長女を出産しました。
稲村和美さんは2007年に再選しています。
7年半の県会議員生活の中で稲村和美さんは
無所属市民派・1人会派の議員として活動しました。
2010年9月、稲村和美さんは
「未来へつなぐ尼崎の会」の支援を受けて
尼崎市長選挙への立候補を表明します。
立候補表明後稲村和美さんは県議会議員を辞職しました。
稲村和美の経歴②:尼崎市長初当選は38歳で全国最年少!
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稲村和美さんは
2010年12月12日尼崎市長に就任
しました。
元尼崎市長の白井文さんの後押しを受けてのことです。
38歳での市長就任は女性としては全国最年少
とのことでした。
白井文さんに続き女性市長が2人続くことでの風当たりも
心配されました。
しかし稲村和美さんは
2022年12月3期を無事終了させ、任期を終えています。
最重要課題だった財政再建の一定の成果を区切りとして、3期をもって尼崎市長を退任。
引用元:オフィシャルサイト
そして2024年稲村和美さんは
兵庫県知事選に出馬する意向を表明しました。
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